2025年1月から3月までのGDP=国内総生産の改定値が上方修正されました。
9日に発表された2025年1月から3月のGDP改定値は、物価変動の影響を除いた実質でマイナス0.04%でした。これが1年間続いた場合の年率換算ではマイナス0.2%で、5月に公表された速報値のマイナス0.7%から0.5ポイント上方修正されました。
最新の経済統計を反映した結果、GDPの半分以上を占める「個人消費」が外食などのサービスやゲームソフトなどの消費が伸び、プラス0.04%から0.1%に引き上げられたことなどが影響しました。
一方、企業の「設備投資」はソフトウェアなどが下振れしたことでプラス1.1%となり、5月の速報値より0.3ポイント引き下げられました。