石破首相は6月7日、地方創生の取り組みの視察として訪問した群馬・前橋市で「群馬県って怖い人たくさんいそう、女性強そう」などと発言した。記者団から発言の真意を問われ、「差別の意識は全くない」と説明した。
前橋市で行われた企業経営者などとの意見交換の場での発言で、石破首相は民間主導で先進的なまちづくりを進める前橋市を視察先に選んだ理由を説明する中で、「我々西日本の人間は、北関東って聞いただけで怖そう、群馬県って聞くと怖い人たくさんいそう」「女性強そうみたいな、引いちゃうところがある」と発言した。
記者団から発言の真意を問われた石破首相は「『かかあ天下と空っ風』は、みんなが知ってること。しかし、来てみると違うことはたくさんある」と説明した。
さらに、「先入観を持ってはいけないと言うことだ。来てみると全然違う。細やかな、気遣いがあるところだ、それぞれ地域に行ってみる大事さを改めて感じる」と説明した。
加えて「女性が芯が強くて、地域を支えてるっていう意味合いで、義理人情に厚いということを言った」と述べた上で「差別の意識は全くない」と強調した。