国民民主党の玉木代表は7日、大阪市内で記者会見し、立憲民主党の野田代表が今国会で、石破内閣に対する不信任案を提出する場合、事前に他の野党に伝える考えを示していることに関し、「直接、どのような構想か話を聞きたい」と述べた。
立憲の野田代表は6日の会見で「どうしても(不信任案を)通したいのであれば共同提案するつもりはあるのか、ご自身たちはどうなのか問いたい」と述べ、内閣不信任案について他の野党の考えを問いたいとの考えを示した。
これについて、玉木代表は記者会見で問われ「一度、直接話をする機会があれば、どのような構想で考えているのか聞きたい」と述べた。
国民民主党として内閣不信任案が出た場合の対応については「2024年12月に103万円の壁引き上げ、ガソリンの暫定税率廃止を与党の幹事長と合意したが、約束が現時点で果たされていない。もろ手を挙げて、信任できるという状況にはないという認識だ」と述べた。
一方で、石破政権を信任するかしないかという話と、野党で内閣不信任案の共同提出で合意できるかどうかとは別問題だとの立場を示した。