香川県まんのう町で2025年4月に誕生したコウノトリのひなに6月6日、個体を識別するための足環が付けられました。
足環が付けられたのは、25年4月25日に香川県まんのう町で誕生したコウノトリのひな2羽です。
町や兵庫県の「コウノトリの郷公園」の職員ら約30人が参加し、始めに巣からひなを慎重に下ろしました。そのあと、ひなの両足に個体を識別する足環が付けられ、健康状態や性別を確かめるため羽毛の採取なども行われました。
また、ひなの大きさも測定され、体重はともに、約3.7キロ、体長は、約75センチでした。
(兵庫県立コウノトリの郷公園 布野隆之主任研究員)
「2羽とも元気よく動いていたのでしっかりと成長している」
コウノトリのひなは、順調に育てば6月下旬から7月にかけて巣立ちの時を迎えるということです。