韓国の李在明大統領は朝鮮戦争の戦没者などを追悼する式典で「戦争のない平和な国を作る」と述べました。

今月4日に就任した李大統領は6日、ソウルの国立墓地で開かれた追悼式に出席し演説を行いました。

李大統領は戦没者の功績をたたえた上で「戦争の心配のない平和な国、日常が揺るがない安全な国を作ることこそ、偉大な犠牲と献身に対する最も責任ある回答だ」と述べました。

式典は毎年行われていて、尹錫悦前大統領は北朝鮮の核・ミサイル開発を批判していましたが、李大統領は北朝鮮について言及しませんでした。

李大統領は大統領に就任後、北朝鮮との緊張を緩和する方針を打ち出していてそれを踏襲した形です。

また、演説の中では、「独立運動をすれば3代が滅び、親日をすれば3代が繁栄するという言葉はもうなくならなければならない」と言及した上で「李在明政権は責任と義務を全うする」と語りました。

フジテレビ

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