米子市のデパートで5日、販売部隊の「出陣式」が行われ、本格的な中元商戦スタートへ気勢を上げました。
新入社員:
正確で丁寧な対応を心がけて頑張ります。
高島屋、夏のお中元、頑張ろう頑張ろう頑張ろう。
5日朝、米子市のJU米子高島屋、「中元商戦」の出陣式です。
従業員や取引先の関係者などが頑張ろうコールで気勢を上げ、売り上げ目標達成を誓いました。
4階の売り場には、中元商品の特設コーナーを開設。「山陰のおいしいもの」、約800点が並びます。
2024年1月に島根・松江市のデパートが閉店したのを受けて、今回の中元商戦でも島根県内の消費者のニーズを重視し、和牛など「島根」の特産ギフトを強化しました。
米子高島屋 森紳二郎社長:
松江、出雲のお客様は、特に地元の食品を贈られる傾向が強いということで、そのあたりを強化させて頂いています。あとは自家需要、ご自宅で美味しいものを食べていただく企画に今回力を入れています。
物価高で外食を控える傾向が強まる中、海の幸や鳥取和牛、大山豚などのブランド食材を自宅で楽しめる「ごちそうギフト」としてそろえました。
また人気を集めそうなのが、価格高騰が続いていることを受けた「米」のギフト。
鳥取県のブランド米「星空舞」の8キロ入りギフトを7344円で提供。2025年に比べて約2000円値上がりしたものの、ある程度の数量を確保したということです。
JU米子高島屋では中元特設コーナーを8月5日まで開設、松江市のギフトサロンとあわせて1億8000万円の売り上げを目指しています。