昨年度の宮崎県の農畜産物・水産物の海外への輸出額が過去最高となりました。
みやざき「食と農」海外輸出促進協議会には、JAみやざきや県商工会議所連合会、ジェトロなどから20人余りが出席しました。
昨年度の県産の農畜産物・水産物などの輸出額は約121億円となり、13年連続で過去最高を更新しました。
輸出先では、アメリカが約33億円、台湾が約32億円、次いで香港となっています。
輸出額の8割を占める畜産物では、牛肉が約88億円と前年度より5パーセント増加しました。
農産物で増えたのは「きんかん」で、春節の時期にプロモーションを行い台湾と香港などへの輸出額が約5900万円と過去最高になりました。
また、中国への水産物の輸出再開に向けた手続きが始まるのを前に、日隈俊郎副知事は今後は水産物の輸出も伸ばしていきたいと述べました。
