プロ野球、読売巨人軍の長嶋茂雄終身名誉監督が3日午前6時39分、肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。
89歳でした。
巨人の終身名誉監督である長嶋さんは、2004年に脳梗塞で倒れ右半身にまひが残りましたが、その後懸命なリハビリや療養を続け、度々球場に登場しファンを沸かせていました。
街の人は「私の年代のヒーローだったので、亡くなられてかなりショックです」「ショックですね。みんなから愛されてた人だったから」と話しました。
石破首相:
「一つの時代が終わったな」という感じがして、すごく寂しくて、すごく残念なんだけれども、心の中に残っているものは、明るかった長嶋さん、そういう印象だけです。
石破首相は、国民栄誉賞を受賞した長嶋氏について「明るい太陽みたいな人だった。みんなの希望の星で、長嶋さんの姿を見るとぱっと明るくなる方だった。国民栄誉賞たるゆえんだったと思う」と追悼の言葉を贈りました。
また、2013年の国民栄誉賞授賞式に官房長官として同席した菅元首相も生前をしのび哀悼の意を示しました。
菅義偉元首相:
国民に深い感動と社会に明るい夢と希望を与えてくれた国民的スターであった。これからも日本の野球界をずっと見守り続けていただきたい。
長嶋さんの葬儀は近親者のみで執り行われ、後日、お別れの会が開かれる予定です。