プロ野球・読売巨人軍の長嶋茂雄終身名誉監督が3日朝早く、肺炎のため亡くなりました。
89歳でした。
長嶋茂雄さんの突然の訃報を受け、野球界から悲しみの声が届いています。
「ONコンビ」として巨人の黄金時代を支えた、ソフトバンクホークスの王貞治球団会長は「日本球史に燦然(さんぜん)と輝く長嶋さんが闘病生活の末、、旅立たれてしまったことを本当に残念に思います。長嶋さんには色々と教えていただきました。一緒に野球ができたことを本当に感謝しています」と哀悼の意を表しました。
そして長嶋監督のもとでプレーし、長嶋さんのあとを受け巨人を率いた原辰徳前監督は「勝負に厳しく、人に優しく、誰からも愛される方でした。私にとって長嶋さんは憧れで、野球というスポーツの象徴でもあり、神様のような存在でした」と述べました。
また、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、試合前に自身のSNSを更新。
3月の東京シリーズで長嶋さんと撮影した写真などを投稿し、「心よりご冥福をお祈りいたします」とつづりました。
そのあと行われた試合では第4打席で、3試合ぶりとなる23号ホームラン。
長嶋さんにささげる追悼のホームランとなりました。