2025年6月2日朝から名古屋市名東区の公園に現れていたニホンカモシカについて、市は捕獲を取り止め、3日に持ち越すことにしました。

 ニホンカモシカは、6月2日朝から名東区内の住宅街にある廻間公園にとどまっていて、市は後ろ足にケガをしている様子もあることなどから、麻酔をして捕獲することを決めていました。

 しかし、夜になり視界が悪くなったことや、ニホンカモシカが興奮していることなどから、市は危険性が高いうえ捕獲は困難と判断し、3日に持ち越すことにしました。

 警察や市は今後、公園から逃げ出さないように対策をするということです。

 ニホンカモシカは国の特別天然記念物で、現場にいた獣医によりますと3歳くらいとみられていて、捕獲した後は一時的に飼育し、治療をしてから山間部に放す予定だということです。

東海テレビ
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