ひめゆりの塔の説明を巡り歴史の書き換えとした自身の発言について自民党の西田昌司参議院議員は月刊誌への寄稿で「事実は事実」と主張しました。

自民党の西田参議院議員が寄稿したのは4月30日に発売された「正論」です。

この中で歴史の書き換え発言が「戦没者や戦争体験者を冒とくし、県民の尊厳を踏みにじるもの」と抗議した県議会の決議などについて西田議員は、「TPOを欠いた発言はお詫びしなければいけないが事実は事実とはっきり申し上げなければならない」と主張しています。

5月抗議文を携え上京した沖縄県議会の代表らは西田議員に面会を求めましたが議員側は日程上の都合として応じませんでした。

また西田議員は「沖縄こそ戦後体制の矛盾と歴史観のねじれを最も色濃く体現している地域」と指摘し、「政治家としてこうした現状を問い直し修正を試みることが責務」改めて持論を展開しました。

沖縄テレビ
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