ちまたを騒がせる“あのサル”がまたしても。
まるで人間のようにおなかをポリポリ。

映像が撮影されたのは5月30日。
神奈川・茅ヶ崎市で目撃された左手のないサル。

おもむろに立ち上がると、開店前のバイク店のガラスをドンッとひとたたき。

さらに、今度は店の常連客のようにドアを開けようとしています。

撮影者:
私が撮影してても怖がって逃げたりする感じもなく、襲ってくる感じもなく、こっち興味なしって感じでガチャガチャやってて…。

鍵がかかっていて諦めたのでしょうか。
すぐさま二足歩行でドアから離れると、座り込んでしまいました。

撮影者:
はじめ(人間の)子どもかな?と思うぐらい、しっかり歩いてた。まさかお猿さんだとは思わなかった。

左手のないサル。
驚くべきは、目撃されるたびに学習し続けていることです。

ある時は二足歩行で人々を驚かせ、またある時は人間の子どものようにボールやチェーンで遊んでみたり。
さらに、車内の犬とけんかする「リアル犬猿の仲」。

そして今回、左手のないサルは何を学んだのでしょうか。

生物行動進化研究センター・パンク町田理事長:
(中に)入ろうとしているのか、あるいは人間のまねをしてドアノブを引いているだけなのか。サルは学習の積み重ねによって生活を成り立てている動物。これからも学習によって得る行動が増えるのは十分考えられる。

バイクに乗って遠くにでも行くつもりなのでしょうか。
左手のないサルから目が離せません。