刑事司法の壁に挑んだ関西テレビの一連の検証報道が、優れた番組に贈られるギャラクシー賞で優秀賞を受賞しました。
関西テレビではプレサンス元社長の冤罪事件などの「newsランナー」での特集や、「逆転裁判官の真意」などのドキュメンタリー番組を通して、有罪ありきの刑事司法と対峙し、冤罪を生む構造に迫る検証報道を行ってきました。
こうした取り組みが「逮捕後の検証不足な事件に独自の取材で深く切り込み、権力を監視する重要な放送活動」と評価され、ギャラクシー賞「報道活動部門」の優秀賞を受賞しました。
また、大賞には関西民放各局とNHK の連携プロジェクトによる阪神・淡路大震災30年の取り組みが選ばれました。
また、テレビ部門では、関西テレビのドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」で主演をつとめた俳優の杉咲花さんに個人賞が贈られました。「アンメット」は奨励賞も受賞しています。
さらに、秘密を漏らしたとして有罪になった鑑定医の信念を追った番組「さまよう信念 情報源は見殺しにされた」も奨励賞を受賞しました。
(関西テレビ「newsランナー」2025年6月2日放送)