山王さんの愛称で親しまれている富山市の日枝神社の山王まつりが31日から始まりました。

最終日の2日も賑わいを見せています。

山王まつりでにぎわう富山市の日枝神社です。

この時間帯、学生や仕事終わりの方が増えてきました。

多くの人が祭り気分を楽しんでいます。

およそ400年の歴史を誇る山王まつりは、日枝神社の春の例大祭で、江戸時代の富山藩が神社に神輿を寄付したことが始まりとされています。

31日は神輿や獅子舞が総曲輪通りなどを回り、家内安全や商売繁盛を祈りました。

そして、最終日の2日本殿では例大祭が行われ宮司が祝詞を奏上し、米不足が続く中五穀豊穣や国の安寧を願っていました。

山王さんの名物といえば、ズラリと並ぶ露店ですよね。

今年はおよそ550の露店が出店し、コロナ禍前に戻るにぎわいとなっています。

こちらではお好み焼きが販売されています。焼きそばが入って食べごたえ抜群の広島焼が一枚800円で売られていますが、去年までは700円で売られていました。

栄昇家の水谷武さんに伺います。

*栄昇家の水谷武さん
「コロナも明けて昔に戻って、ちょっとずつ人は戻ってきている。」

他のお店では値上げを心配して据え置いているお店もある。

また、参拝客に話を聞くと年に一回だから子供たちの食べたいもの遊びたいものを選ばせてあげたいが、事前に行く店を絞って物価高を乗り切りながらやっている

山王祭りは2日まで、日枝神社周辺では午後10時まで交通規制が行われています。

富山テレビ
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