愛媛県の水郷・大洲でも、夏の始まりを告げる観光名物の「うかい」が、1日に開幕しました。

大洲市の肱川で1日から始まった名物の「うかい」。招待客と一般客がグループごとに完成したばかりの新しい屋形船などに乗船し、食事をとりながら夕暮れ時の優雅な川下りを楽しみました。

夜のとばりが下り、煌々とかがり火を焚いた鵜舟が現れると、いよいよ「うかい」の始まりです。

井上利和鵜匠:
「はい、お待たせしました」

鵜匠の巧みな手綱さばきに促され、鵜たちがしきりに川の中へ潜ります。観客はアユを捕らえるシーンを見逃さないよう、熱心に鵜の姿を追いかけていました。

佐賀県から来た来場客:
「(鵜が)魚をとってた。楽しかったです」

佐賀県から来た来場客:
「鳥(鵜)がむっちゃ近い、本当、目の前まで来てくれてたんで、こんな体験はここでしかできないですね。」

東京から来た来場客:
「雅な気持ちになれました。来年も来たいです。」

ゆうべは勇壮に響き渡る和太鼓や、打ち上げ花火が開幕に彩りを添え、訪れた人は大洲の夏の風情を満喫していました。

水郷・大洲の「うかい」は9月20日まで続き、市の観光協会は前回より1300人ほど多い、5000人の観覧客を目指しています。

#愛媛県 #大洲市 #うかい #水郷 #夏 #屋形船 #とばり #かがり火 #鵜舟 #鵜匠 #アユ #和太鼓 #打ち上げ花火

テレビ愛媛
テレビ愛媛

愛媛の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。