浜松市中央区で車がフェンスを突き破り東名高速道路の路側帯へと転落したものの、運転していた男が同乗していた小学生2人を置き去りにして逃げていた交通事故で、警察は6月2日、男を道路交通法違反容疑で逮捕しました。
道交法違反(無免許運転、危険防止措置義務違反・事故不申告)容疑で逮捕されたのは自称・御前崎市佐倉に住む無職の男(47)で、6月1日午後1時半頃、浜松市中央区初生町で運転免許を持っていないにも関わらず車を運転し、ガードレールなどに衝突した上、東名高速・上り線の路側帯に転落する事故を起こしたものの、車を放置し現場から逃げた疑いです。
車には小学生の姉弟2人が同乗していましたが、男はその場に置き去りにしていて、警察によると2人とは「誘拐ではないものの、親子でも親族でもなく血縁関係はない」と見られています。
これまでの捜査で事故車両は他人名義であることがわかっていて、転落事故はハンドル操作を誤った可能性が高いということです。
目撃者の話では、男は「一瞬寝た」と答えたまま、事故現場を立ち去っていました。
男は以前、運転免許を所持していましたが約10年前に取り消し処分となっていて、警察は男の認否について明らかにしていません。