「レールの剥離」によって一部区間が運休となった熊本市電は1日夜、補修工事が行われ、安全性が確認できたとして2日始発から全線で運行を再開しています。
レールの剥離が確認されたのは熊本城・市役所前電停付近のカーブで、1日午後1時すぎ車両がレールを通過した際、「異音がした」として乗務員が確認したところ、レールの一部約1.6メートルが剥がれていたことが分かりました。
けが人はおらず、市交通局はその後水道町と辛島町電停の区間を運休とし、折り返し運転を実施。約6600人の利用者に影響を及ぼしたということです。
交通局は1日夜、レールの補修作業を行い安全が確認できたとして、2日朝の始発から通常運行を再開しています。
交通局は「大変ご迷惑をおかけし誠に申し訳ありません。今後はレールの保守にも力を入れ再発防止に努めます」としています。