韓国の大統領選挙は3日に投開票が行われます。
革新系野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏がリードを維持し最有力です。
選挙戦最終日となる2日、李氏は午前11時過ぎからソウル市内で演説に臨み、支持を訴えました。
各種世論調査では、いずれも李氏が40%を超える支持率を得て、終盤でもトップを保っています。
一方、李氏を追いかける保守系与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)氏は一時、李氏との支持率の差を10ポイント差以内まで縮めたものの、保守系候補の一本化は成立しないまま最終日を迎えました。
日韓関係については、与野党いずれの候補も重要視する政策を掲げているため、対日政策を巡る論争は低調で、非常戒厳の是非など内政問題が主な争点となっています。
投開票は3日に行われ、翌日未明までに結果が判明する見通しです。