奈良市のショッピングセンター前で5月、シカ5頭が車道を疾走し、警察官らが追跡。奈良公園から約3km離れた場所での出来事で、無事保護された。茨城県では、浜辺に大量のイワシが打ち上げられ、ぴちぴち跳ねる様子が撮影された。
ショッピングセンターに“シカの群れ”現る
奈良市のショッピングセンター前で5月16日午後3時頃に撮影されたのは、5頭の群れをなしたシカが、車道を走る姿だ。

その後ろには、シカたちを追いかける警察官2人とパトカーの姿もあった。シカは走っては、「人間が追いかけてきたぞ」と言わんばかりに、振り返っている。

シカの姿が撮影されたのは、シカで有名な奈良公園から約3㎞離れた車道だ。

撮影者は「車通りが多い場所なので、無事に帰れるかが心配でした。無事に保護されたと聞いて安心しました」と話している。
「歩くと踏んじゃうくらい」イワシの大群
思わぬ群れと遭遇するのは、陸だけではなかった。

茨城県鹿嶋市で5月22日午後2時頃、カメラに捉えられたのは、イワシの大群だった。遭遇した撮影者は「歩くと踏んじゃうくらいの量で、本当にびっくりしました」と語っている。

数え切れないほどのイワシが、水中や浜の上でぴちぴち跳ねていた。釣りに来ていた撮影者はイワシを持ち帰り、調理して食べたという。
打ち上げられた魚を持ち帰って食べることに問題はないのだろうか。

県に確認したところ、担当者は「イワシを取ることは禁止されていませんが、食べる場合は衛生上の保証はできないため、注意をしてください」と回答している。
(「イット!」 5月30日放送より)
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