随意契約で大手小売業者に売り渡された備蓄米の店頭販売が31日から始まりました。静岡県内ではイトーヨーカドー静岡店が2日から販売を始める予定です。

店員「大変お待たせしました。ありがとうございます」

1日は大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の運営会社が都内の1店舗で随意契約で仕入れた政府備蓄米の店頭販売を始めました。

こちらの店舗では1日5キロ2139円の備蓄米があわせて1800袋用意され、買い物客が行列を作るなか、小泉農林水産大臣が視察に訪れました。

小泉農林水産相「民間企業のみなさんの努力で6月1日、中には5月31日こういった形で国民のみなさまに備蓄米をお届けすることができたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。いまの米価の高騰に対してマーケット一帯を落ち着かせて、そして消費者のみなさんが安心してお米を買うことができれば、生産者にとっても安心してお米を作ることにつながりますから」

伊藤渚紗記者「静岡市内のこちらのスーパーでは2日から備蓄米の販売が始まるということです」

静岡県内では、イトーヨーカドー静岡店が2日から備蓄米を5キロ2160円で販売すると告知しています。

買い物客「やっぱり日本人だからお米。だからそれが少しでも100円でも500円でも安くなればありがたい」

買い物客「子供もいるので食べさせないわけにいかないので、古米と言えども安いならば買えるなら買いたいという感じです」

店は2日整理券を配布する予定で、1家族1点の購入を呼びかけています。

テレビ静岡
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