国は企業が従業員の健康管理に戦略的に取り組む「健康経営」を推進しています。
岩手県北上市では優良な企業として認定を受けるのに役立つプログラムを体験する催しが開かれました。
体験会を企画したのは北上市でアウトドア体験施設を運営している近藤設備です。
5月29日は健康経営の実践を目指す企業から7人が参加しました。
まず体験したのはドイツ発祥の「クアオルト健康ウォーキング」で、個人の体力に合わせて歩きます。
高橋礼子アナウンサー
「ウォーキング中の皆さん、現在心拍数を測っています。自分の体力に合わせて歩くペースを調節するそうです」
参加者はそれぞれ年齢ごとに設定されている心拍数に近づくよう運動の負荷を調節しながら約1.6kmを歩きました。
国では従業員の健康増進につながる取り組みを実践する「健康経営」を推進していて、優良な企業を認定する制度も設けられています。
この体験会は認定の取得を目指す企業を対象に、それに役立つプログラムを紹介するもので、参加者は心身ともに健康になる大切さを感じていました。
参加者
「(仕事では)あまり動くことがないのでウォーキングしてリラックスできるのはいい」
近藤設備 滝沢信一社長室長
「岩手県を健康の県にしたい。こうしたことを通じて少しでも力になれれば」
近藤設備では今回参加者から寄せられた意見を参考に6月もこの体験会を開くことにしています。