岩手県大船渡市では山林火災で開設された避難所が5月30日にすべて閉鎖されました。
大船渡市の山林火災では一時、市内12カ所に避難所が開設され、最大1249人が身を寄せました。
3月10日に避難指示がすべて解除された後は、福祉の里センターと綾姫ホールの2カ所に集約されていましたが、綾姫ホールは5月26日に閉鎖され、福祉の里センターも30日正午で閉鎖されました。
福祉の里センターでは、30日朝までに最後の1世帯が退去したということで、市の職員による片付けの作業が行われていました。
大船渡市の渕上清市長は「被災者は仮設住宅などに入居したが、今後も寄り添って丁寧に対応していく」とコメントしています。