6月1日は「世界牛乳の日」とされています。若い世代の消費拡大につなげようと、岩手県内の大学では5月30日、県産の牛乳が無料で配られました。
これは県産牛乳の消費拡大につなげようと、JA全農いわてなどが毎年行っています。
30日、岩手大学では、200ミリリットルの県産牛乳合わせて1300本が無料で配られました。
JAによりますと、給食で牛乳が提供されている小中学生に比べ、20代の牛乳の消費量は著しく低下しているということです。
学生からは「あまり買わなくなった。(牛乳をもらって)懐かしいなって思うのと、ちゃんともう一回飲もうって思った」「実家暮らしなので、おばあちゃんが出してくれる」などの声が聞かれました。
JA全農いわて 畜産酪農部 大津信一専任部長
「県内には10社以上の乳業メーカーがあり、様々な種類の牛乳を飲める。岩手県の牛乳を、もっともっと手に取って飲んでほしい」
「牛乳月間」となる6月6日には、盛岡駅でも配布が行われる予定です。