5月22日、宮城県が定める「飲酒運転根絶の日」のニュースをお伝えしたばかりですが、仙台市の職員2人が飲酒運転をしたとして、30日、懲戒免職の処分を受けました。
懲戒免職の処分を受けた泉区区民部戸籍住民課の今泉仁主任(54歳)は、今年4月20日の夕方、自宅で焼酎の水割りを飲んだ後、近くのコンビニに行くために車を運転し、電柱に衝突する事故を起こしたということです。
また同じく、懲戒免職の処分を受けた財政局税務部市民税課の星野均係長(50歳)は、今年5月3日午後6時から、翌4日の午前7時ごろまでおよそ13時間にわたって、自宅でハイボールを断続的に飲み、4日の午前9時ごろ、親族の家に車で向かう途中、蛇行運転をしていたところを目撃され、警察に通報されたということです。星野係長の呼気からは基準値のおよそ4倍のアルコールが検出されました。
市の担当者
「交差点の右折レーンで対向車を待つ間に寝てしまったようだ。本人はそこまで詳しい記憶がないが、気が付いたら警察がいたと聞いている」
2人は市の聞き取りに対し事実関係を認めていて、警察による任意の捜査が行われたということです。