政府が随意契約で売り渡す備蓄米について、富山県内では、富山市の「JAライフ富山」が申し込みを確定させました。
農林水産省は29日、政府が放出する備蓄米の随意契約について申し込みが確定した全国61の大手小売業者を公表。
県内ではJA全農グループでコメの卸を行う富山市の「JAライフ富山」が申し込みを行っていたことがわかりました。
2021年産のコメ12トンの申し込みを確定させています。
ただ販売時期や価格についてJAライフ富山の担当者は、「国との契約が完了したわけではないのでわからない。引き渡し時期についても未定」だとしています。
備蓄米をめぐっては、全国に広く流通させるため農水省は30日から、中小規模のスーパーやコメ販売店などを対象とした新たな申請受付を始めました。