2020年7月豪雨からことしで5年。災害の記憶を思い出し行動に移してもらおうという取り組みです。大雨シーズンを前に、ことしも熊本の民放4局とNHK熊本放送局が合同で防災CMを制作しました。

【TKU中原理菜アナウンサー】
「食料に薬に衛生用品避難用の持ち出しバッグには使い慣れたものを。いつか、ではなく今準備しよう。命を守るために」【5人】「逃げるスイッチON」

熊本の民放4局とNHKが合同で制作する防災CM『逃げるスイッチON』は5年前の2020年7月豪雨をきっかけに企画されことしで4回目。局の垣根を越えことしも各局のアナウンサーやキャスターが集まり撮影に臨みました。

【NHK熊本放送局石井隆広アナウンサー】
「過去の災害でも家族や近所の人の声掛けによって避難した事例があるので大雨が予測される場合は近しい人からの声掛けをやっていただきたい」

【RKK青谷倫太郎アンカー】
「『備えばっちりです』という方はそんなに多くないと思う。何か1つ買っておくとかこうなったらこうしようとかそういう想定に少しでもつながればいいと思う」

【KKT緒方太郎キャスター】
「災害がおきたあとは〈大丈夫〉という会話は人々の安心につながるが、災害の前の〈大丈夫〉は意味合いが変わってくる。いざというときに一人ひとりの命を守るためにすぐに行動につなげてほしい」

【KAB田中杜旺アナウンサー】
「ことしで2022年熊本豪雨から5年ということでご遺族の取材をしている。『1時間でも1分でも場合によっては数秒でも早く避難していれば命が助かったかもしれない』という話をする方がいた。災害のサインや前兆を1つでも多く知っておくことが命を守ることにつながる」

【TKU中原理菜アナウンサー】
「いつも使っているものがあることで心の不安を和らげることになると思い避難用の持ち出しバッグに入れてほしいという思いで伝えた。普段見ている顔のアナウンサーが伝える。『この人が言っているから避難しよう』『この人が言っているから動き出そう』というメッセージになれば」『逃げるスイッチON』の新CMはTKUでは6月1日からスタート。9月まで放送される予定です。

【中原アナ】「命を守るために」「逃げるスイッチON】

テレビ熊本
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