28日夜、熊本市西区の県道で軽自動車が信号機の柱に衝突しました。この事故で軽自動車のフロント部分は大破。運転していた男性が死亡しました。
【田中知也記者】
「こちら熊本市西区の事故現場です。信号機に軽自動車が突っ込んでいます」
ひび割れたフロントガラスにむき出しになったエンジンルーム。
28日午後10時前、熊本市西区池田の県道31号・熊本田原坂線で、上熊本方面から徳王町方面に向かっていた軽自動車が道路脇の信号機の柱に衝突しました。
こちらは、現場近くの防犯カメラの映像です。軽自動車は衝突後車体が浮き上がっていて、衝撃の大きさを物語っています。
警察によりますとこの事故で軽自動車を運転していた熊本市北区植木町の永廣雄二さんが胸などを強く打ち意識不明の状態で病院に運ばれましたがその後死亡が確認されました。一夜明けたきょう、現場では花を手向ける人の姿も。
【花を手向けた人】
「夜間は(時速)50キロ以上もう60キロ、70キロ、バンバンバンバン車がスピードを出すような道。怖いです。正直言って」
現場は、片側1車線のカーブに差し掛かったところで、事故当時暗かったものの、見通しはよかったということです。警察が事故の詳しい原因を調べています。