益田市特産の「アムスメロン」がシーズンを迎え、5月29日朝、初出荷式が行われました。
果汁がしたたるみずみずしいメロン。
シーズンを迎えた益田市特産の「アムスメロン」です。
益田市のJAの選果場で29日朝、初出荷式が行われ、島根県の丸山知事や生産農家など約60人が、今シーズンの初出荷を祝いました。
1976年に生産が始まった益田市の「アムスメロン」は、県全体の生産量の4分の3を占め、2025年には、地域の農林水産物や食品のブランドを守る地理的表示(GI)保護制度に登録されました。
JAによると、2025年は2月から3月にかけて気温の低い時期があり、生育が遅れたもののその後は順調で糖度が14度を超え、甘いメロンに仕上がったということです。
JAしまね益田メロン部会・世良竜一部会長:
益田メロンファンの方には納得いただけるものができたと思っています。
益田アムスメロンの出荷は7月初めごろまで続き、JAは今シーズンで県内や広島、京阪神の市場を中心に367トンを出荷、2億4000万円の販売を見込んでいます。