山形屋に関してのニュースです。
私的整理の一つ、「事業再生ＡＤＲ」で経営再建を目指す中、５月２８日、２０２５年２月までの１年間の業績を公表し、５年連続の赤字となりました。
２８日に開かれた株主総会で明らかにされたもので、２０２５年２月まで１年間の売上高は約１６０億３７００万円、営業利益は１億５００万円と、本業は好調だったものの、営業外費用が膨らんだ影響で、経常損失は４億３３００万円あまりで５年連続の赤字でした。
また、山形屋では経営状態が悪化したことを受け、２０２４年から「事業再生ＡＤＲ」という手法で経営再建を図っています。
５カ年計画の初年度となるこの１年間で、関連会社を２４社から１５社に再編したほか、新たに鹿児島市城西の「山形屋情報物流センター」を売却する方針を明らかにしています。
また、グループ内の従業員数も２０２５年度の新規採用を抑えるなどして、２０２４年の１５３０人から１４２２人になりました。
山形屋の岩元修士社長は、「責任を持って事業再生に取り組んでいく」とコメントしています。
