カレンダーに「水俣病は感染症である」と誤った表記をした問題を受け、宇城市の末松 直洋 市長らが29日朝、水俣市を訪れ研修を行っています。
宇城市は今年2月、全世帯に配布した今年度のカレンダーに、「水俣病は感染症である」と事実と異なる表記を掲載。
宇城市はあらためて水俣病について学び直しを行うため、末松市長や人権啓発担当の職員など約30人が29日朝、水俣市の水俣病資料館を訪れ、患者やその家族が偏見や差別で苦しんできた水俣病の歴史などについて、資料館の職員から説明を受けました。
【宇城市 末松 直洋 市長】
「患者さんや関係団体にカレンダーの誤った記載で悲しい思いをさせたことは誠に申し訳ない。人権啓発活動に特に力を入れていきたい」