愛媛県内の民間で訓練された警察犬の競技会が松前町で28日に開かれ、ナンバー“ワン”を目指し、自慢の嗅覚を競い合いました。

競技会は松前町の重信川河川敷で開かれ、愛媛県警から民間の警察犬として認められたシェパードやトイプードルなど11匹が出場しました。

臭いをかぎ分ける部門では、香川で4月に開かれた四国大会で2位になった「キューティ キナコ オブ ヨシノ エンジェル」がデモンストレーションを披露。このあとエントリーした7匹が、指導者から教えられた臭いと同じものを5つの布から選び抜きました。この結果「ダゴ フォム マッセル シュテルン」が優勝しました。

また足跡を追う部門では、4匹が犯人役が歩いたルートをたどって2つの遺留品を回収。遺留品を見つけるとおすわりをして指導者に場所を伝えていました。この部門では「ハッピー オブ ハウスベッケン」が優勝しています。

優勝した2匹の指導者は河野政徳さんです。

河野政徳さん:
「(足跡追及は)ちょっと難しかったですね。要請があれば出ていって出動したい」

県警鑑識課・近藤好古現場補佐:
「今後も行方不明者の発見であるとかですね、逃走した犯人の発見に『臭いの捜査官』として活躍をしていただきたい」

警察によりますと愛媛県で今年度、民間の警察犬が13匹活動し、警察から要請を受けたとき、行方不明者の捜索などに協力するということです。

#愛媛県 #松前町 #嘱託 #警察犬 #競技

テレビ愛媛
テレビ愛媛

愛媛の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。