アメリカのトランプ大統領はイスラエルのネタニヤフ首相に対し、イランとの核問題を巡る協議が続いているとして、攻撃を自制するよう伝えたことを明かしました。

トランプ大統領:
解決に非常に近づいているため、今はそう(攻撃)することは適切ではないと彼に伝えた。

トランプ氏は28日、記者団に対し、22日に行われたネタニヤフ首相との電話会談でイランへの攻撃について「今、行うのは適切ではない」と伝え、自制を促したことを明らかにしました。

イスラエルが検討しているとされるイランの核関連施設への攻撃を念頭に置いた発言とみられます。

トランプ氏はさらに、核開発の阻止に向けたイランとの交渉について、「状況はいつでも変わる可能性がある」とした上で、「現時点では、イランは合意を望んでいると思う。合意に達すれば多くの命が救われる」と期待感を示しました。

合意の具体的な時期については「数週間以内」との見通しを示しています。

フジテレビ
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国際取材部
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