タイと国境を接するカンボジア北西部の都市で20人以上の日本人が現地当局に拘束されたとの情報があり、大使館が確認を急いでいます。
関係者によりますと27日、カンボジア北西部のポイペトの建物で現地当局による摘発があり、数十人が拘束されたということです。
このうち、少なくとも20人以上が日本人とみられ、摘発された建物は特殊詐欺の拠点として使われていたという情報もあるということです。
カンボジアの日本大使館は、「事実関係を確認中」としています。
東南アジアでは2025年に入り、ミャンマー東部の犯罪拠点で日本人を含む多くの外国人が特殊詐欺に関与していたことが明らかとなり、摘発を逃れたグループがカンボジアなどで活動を続けている可能性が指摘されています。