岩手県内でも流行が続く百日ぜきについて、5月25日までの1週間に県内では72人の感染が確認され、前の週を26人上回りました。
県によりますと、5月25日までの1週間に県内で確認された百日ぜきの新規患者数は72人で、前の週を26人上回りました。
百日ぜきの累計の患者数は県内では2024年1年間で14人でしたが、2025年はすでに399人となっていて、全数把握が始まった2018年以降の最多を更新しています。
百日ぜきはせきが長引くのが特徴で、子どもを中心に感染し、乳児がかかった場合は重症化して死亡するおそれもあります。
県ではせきが出る場合のマスク着用や、換気、手洗いといった対策を呼びかけています。