全国の高校生が競い合う「コンクリート甲子園」という大会があります。宮城県内の高校で初めて予選に参加する仙台工業高校の生徒たちが予選突破に向け生コンクリート工場を見学しました。

工場を見学したのは仙台工業高校土木科の3年生4人で、「コンクリート甲子園」に県内の高校では初めて参加することを決め、予選突破を目指しています。

「コンクリート甲子園」は全国の高校生と高専生がコンクリートのテストピースを作り、強度や軽さ、デザインを競う大会です。5月28日は工場で職員の説明を受けながら、原料の混合工程や生コンクリートの強度測定を体験しました。

見学した生徒
「学校でも学んでいたが、コンクリートの工程を学ぶことができたのでよかった」
「コンクリート甲子園はやるからには最後までしっかり、あきらめずに勝ちに行きたい」

東北太平洋生コン 岡本靖嘉工場長
「いっぱいデータをとって、それを解析して、目標の品質がどのへんになるのかを研究していただければ」

「コンクリート甲子園」は9月に予選が、12月に本選が行われます。

仙台放送
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