5月26日まで宮城県利府町で行なわれた陸上の高校総体。5種目で大会記録が塗り替えられるなど、熱戦が繰り広げられました。

5年ぶりにキューアンドエースタジアムみやぎでの開催となった県高校総体陸上競技。男子100mには、去年、県の中学記録を27年ぶりに塗り替えた東陵高校1年・畠山一気選手が出場。大会直前のけがで苦しみながらも1年生で唯一、決勝に駒を進めました。

スタートで遅れをとったものの、力強い追い上げを見せた畠山選手。1年生ながら見事3位入賞を果たしました。

東陵高校1年 畠山一気選手
「上の年代の人とレベルの高いレースができたので、これから先もっとタイムを更新し続けていきたいと思います」

優勝は、柴田高校3年の魚住優斗選手。タイムは10秒45と、1999年以来の記録更新となりました。

柴田高校3年 魚住優斗選手
「今、信じられないって感じがあります。インターハイ出場を目標に頑張ります」

女子100mでは東北学院高校の佐藤柚希選手が他の選手の追随を許さない圧倒的な走りで見事優勝!100mハードルでも大会記録を更新して優勝し、二冠を達成しました。

男子5000mや男子8種競技でも大会記録が塗り替えられるなど、熱戦が繰り広げられた今年の高校総体。東北大会は6月13日から4日間青森県で行われ、上位入賞者は7月に広島県で開催される全国大会に臨みます。

仙台放送
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