5月27日に、7月5日のオープンが発表された仙台市太白区のゼビオアリーナ仙台で、併用型施設としての性能などを確認する試験が行われました。
太白区のゼビオアリーナ仙台は、国際規格にも対応した常設のアイススケートリンクを整備するため、去年9月から改修工事を進め、5月、リンクが完成しました。一方、リンクの上に断熱フロアを敷くことで、バスケットボールの試合やコンサートなども開催することもできます。
記者リポート
「断熱フロアが敷かれたアイススケートリンクの上を、大型のトラックが走行していきます」
28日の試験は荷物の搬入などを想定したもので、アリーナを総重量約25トンのトラックが走行しました。冷却設備や床などへの影響を確認し、断熱フロアがタイヤにくっつくなどの事象が確認されたということです。
ゼビオアリーナ仙台 小池励起館長
「新しい課題等も出てきた。オープンまで1カ月強あるので、いろいろな改善とかシミュレーションを行っていきたい」
アリーナがオープンする7月5日には、羽生結弦さんなど仙台市ゆかりのフィギュアスケーターが出演するアイスショーが開催されます。