八木山動物公園で生まれた双子のホッキョクグマの話題。6月2日に一般公開が始まるのを前に、5月28日、ひと足早くかわいい姿が報道公開されました。

記者リポート
「あちらにいました!ホッキョクグマの双子、お母さんにつかず離れず行ったり来たり、なんとも愛くるしい!」

八木山動物公園の双子のホッキョクグマ。お母さんから離れたと思ったら、また寄ってきてお母さんと同じポーズ。

2頭は去年12月20日、母「ポーラ」と父「カイ」との間に生まれました。双子のオスとメスで、生まれた時の体重は600グラムほどしかありませんでした。

しかし、そのあとはぐんぐん成長!3月下旬、初めて見る外の世界におっかなびっくり!お母さんの陰に隠れるなどその姿はまだまだ赤ちゃんでした。

生後5カ月となった現在は体重約30キロ。ホッキョクグマの赤ちゃんは未熟な状態で生まれてくるため、育てるのが難しいと言われています。母のポーラもこれまで3回出産を経験していますが、ここまで大きく育ったのはポーラと動物園にとって初めてということです。

八木山動物公園 三浦史順飼育員
「率直に言うとほっとしている。ポーラの周りを元気に走り回っている子供たちを見てほしい」

一般公開は6月2日からで、2頭の「愛称」を決める投票も行われるということです。

仙台放送
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