アイリスオーヤマは政府と随意契約した備蓄米を5月31日、仙台市宮城野区のホームセンターで店頭販売すると発表しました。
当初は6月2日の予定でしたが前倒しとなり、全国でいち早く店頭販売が始まることになります。
生活用品大手のアイリスオーヤマは、政府と随意契約した備蓄米1万トンを29日から順次、精米工場に運び入れ、6月2日から店頭で販売を始める予定でした。
しかし、入荷や精米の作業が早く進んだため、予定を前倒しして31日に販売を始めるということです。
宮城県内では仙台市宮城野区にある「ダイシン幸町店」で、31日午前8時から整理券を配布し、午前9時から販売を開始するということです。価格は5キロあたり税込み2160円です。あわせて95袋が用意され「購入は1人につき1袋まで」としています。
一方で29日、わずか45分で完売となったアイリスオーヤマの通販サイトでは、30日午後に予約の受け付けを再開しましたが、アクセスが集中してつながりにくい状態に。30日の予約分もすでに完売したということです。
アイリスオーヤマでは31日、千葉県松戸市の店舗でも随意契約の備蓄米の販売を予定しています。今後、販売店舗を増やすことも検討しているということです。