まもなく梅雨の時期で、本格的な雨のシーズンを迎えるのも1年ぶりということで、きょうのテーマは…

「そんなに雨が降っていないのに大雨警報なぜ発表?」

発表の頻度が増えるであろう情報について、見逃すことなく正しく受け取ってほしいという思いを込めてお伝えします。

ちなみに一例としてお伝えする「大雨警報」…雨によって土砂災害や浸水など、重大な災害をもたらす大雨が予想される場合に発表されます。

頭の中を災害モードにスイッチを切り替えるタイミングで、高齢者など避難に時間を要する人は早めに避難を始める目安でもあります。
主には3つのケースが考えられます。

1) これから降る大雨を予想して発表している場合 → 予想によって前もって伝える情報なので発表された直後には、まだ雨が降っていないこともあります。

2) これまでに降った雨で「土砂災害」の恐れがある場合 → 大雨によって発生する土砂災害は土の中の水分量が多いほど発生の可能性が高く、何時間も前に降った雨が影響して土砂災害が発生する場合もあります。

3) 雨の降り方が局地的な場合 → 大雨を含めた気象警報は、市町村単位・広島市は区ごとに発表。

中でも3に関しては「キキクル」と検索してみてください。
気象庁のHPで、地図上に危険分布が表示される情報なんです。
情報を受け取ったときにまず何を考えるべきか、動くべきなのか…きょうは大雨警報についてお伝えしました。

テレビ新広島
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