5月27日夜、静岡市葵区で起きた死亡ひき逃げ事件で、緊急逮捕された男が怖くなって逃げたという趣旨の話をしていることがわかりました。男は「寝ているような人をはねた」と述べた上で、「事故を起こしたことは間違いない」と容疑を認めています。
過失運転致死と道路交通法違反(救護措置義務違反)容疑で逮捕されたのは静岡市葵区山崎に住む会社員の男(30)で、5月27日午後10時15分頃、静岡市葵区昭和町の国道362号で富士市に住む会社役員の男性(40)を車ではねて死亡させたにも関わらず、事故現場から逃げた疑いが持たれています。
警察は付近に設置された防犯カメラの映像をもとに車両を割り出し、男の自宅を訪ねたところ容疑を認めたため、28日午前4時過ぎに緊急逮捕しました。
調べに対して、男は「寝ているような人をはねた。事故を起こしたことは間違いない」などと口にした上で、怖くなって逃げたという趣旨の話をしているということです。
これまでの捜査で、男は仕事から自宅に帰る途中で、飲酒運転ではないことがわかっています。