岩手県盛岡市内の病院の中庭に、2025年もカルガモの赤ちゃんが姿を現しました。
その愛らしい姿が見る人を笑顔にしてくれています。
盛岡赤十字病院の中庭には毎年この時期、カルガモがどこからともなくやってきて、卵を生み子育てをしています。
病院では子ガモが庭に現れると、エサや池に降りるためのスロープを用意し、親ガモが子育てしやすい環境を作っています。
2025年は5月24日に、職員が12羽のカルガモの赤ちゃんがいるのを見つけました。
27日は天気もよく、親ガモの後ろをヨチヨチと歩いたり、泳ぎの練習をしたりと元気いっぱいの様子をみせてくれました。
ひなたちの愛らしい姿は、病院を訪れた人たちや関係者の心を和ませています。
病院を訪れた人
「癒やし。がんばって大きくなってほしい。かわいい」
盛岡赤十字病院 総務部 鈴木優花主事
「多くの皆さまがカルガモの誕生を楽しみにしていた。地域の患者様や職員で温かく見守っていきたい」
盛岡赤十字病院によりますと、ひなは1カ月ほどで親ガモと同じくらいの大きさになり、8月中旬ごろに巣立っていくということです。