鳥取の夏の味覚・スイカが本格的な出荷を前に査定会が開かれ、主要な4つの産地のスイカの出来栄えを確かめました。

くっきりときれいなしま模様、夏の味覚「鳥取スイカ」です。
北栄町で開かれた査定会には、生産者やJAの職員、それに関西の市場関係者が参加し、北栄、琴浦、湯梨浜、倉吉の4つの主要産地から持ち込まれた3つの品種の出来栄えを確かめました。
2025年は春先の天候不順が心配されましたが、甘さを示す「糖度」の平均は12.2で出荷基準をクリア、申し分のない仕上がりとなりました。

大阪の市場関係者:
糖度の高い、美味しいスイカに仕上がっています。シャリ感もバツグンです。

本格的な出荷は6月上旬から。
7月1日には大阪・関西万博で試食イベントを行うなど、県外でその美味しさをPRすることにしています。

倉吉西瓜生産部会・岸本健志会長:
美味しさ、甘さを体感してもらって、万博もそうですけど、スーパーとかの試食販売も力を入れたいです。東京から関西からどこでも行きます。

JA全農とっとりは、今シーズン関東、関西を中心に1万4400トンを出荷。
38億8000万円の販売を目指しています。

TSKさんいん中央テレビ
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