自家用車を運転中に事故を起こし、その事実を隠そうとしたとして、秋田市消防本部は27日付で20代の消防士を懲戒免職処分としました。

懲戒免職となったのは、秋田市消防本部城東消防署に勤務する26歳の消防士で、2024年12月30日の午後6時ごろから翌日午前3時ごろまで秋田市内の飲食店4軒でビールやハイボールを約10杯飲みました。

消防士は自家用車で30分ほど仮眠を取ったあと、眠気を催した状態で自家用車を運転し、秋田市寺内の路上で対向車や道路の縁石などに衝突する事故を起こしましたが、そのまま立ち去りました。

消防士は道路交通法違反の罪で罰金30万円の略式命令を受けましたが、事故の事実を上司に隠していた上に、免許取り消し通知を受けた後、飲酒していた時間帯や仮眠した長さなどを偽って報告していました。

秋田市消防本部は、管理監督責任が不十分だったとして、消防長など上司8人も訓告や厳重注意としています。

秋田テレビ
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