富山の発展や地域の活性化に功績のあった個人や団体に贈られる富山テレビACTクラブ賞。
その受賞者をシリーズでお伝えします。
27日は富山県富山市の呉羽丘陵で健康づくりや地域の魅力発信に取り組むウォーキングイベントの実行委員会を紹介します。
富山県のほぼ中央に広がる自然豊かな呉羽丘陵。
ここで毎月1回開かれているのが、ウォーキングイベントです。
健康づくりや観光振興、環境整備を目的に8つの団体で構成する「呉羽丘陵月いちウォーク実行委員会」がイベントを運営し、今年で8年目を迎えました。
*呉羽丘陵月いちウォーク実行委員会 松原和仁代表
「ぜひみどりを楽しんで、花を楽しんでいただきたい」
この日は207人が参加し、5キロと8キロの2つのコースに分かれ歩き、里山の自然を満喫しました。
*呉羽丘陵月いちウォーク実行委員会 松原和仁代表
「幻の滝って全国いろいろあるが、ここは金屋地区なので金屋の幻の滝」
地元の自然や歴史にも触れられるのがこのウォークの魅力。
*参加者
「呉羽山がこんなにすばらしいと改めて発見できてとても良かった」
イベントは毎回、およそ30人のボランティアによって支えられていて、草刈りや道の枝の撤去など、事前の整備も欠かせません。
*呉羽丘陵月いちウォーク実行委員会 松原和仁代表
「呉羽の森を健康の森という舞台にして身近な森の中で健康を維持するために持続可能なイベントとしてやっていきたい」
地域の歴史や文化に触れながら、参加者同士の交流も深まる月いちウォーク。
ボランティアの協力と実行委員会の情熱に支えられ育まれてきた取り組みは呉羽丘陵の里山を舞台に、人と自然がつながる地域づくりとして続いていきます。