ヨーロッパ向けに輸出する愛媛産の河内晩柑のブランド「misho」の取り引きの拡大を目指し、県が招いたフランス人シェフと卸売業者が27日に愛南町の園地を視察しました。
園地での試食:
「おいしい!おいしい!おいしい!」
「おいしい」を連発し感嘆の声をあげているのは、愛媛県のPRアンバサダーを務めるフランス人シェフのフレデリック・ジョノーさん、そして卸売業者のファブリス・ティリオンさんの2人です。2人が食べているのは愛南町の園地で育まれた河内晩柑のブランド「misho」。えひめ愛フード推進機構が2022年からヨーロッパに輸出しています。
2人は輸出をさらに拡大するため県に招かれ、全国一の産地・愛南町の園地を視察。JAの担当者から魅力や農薬を極力減らした栽培方法などの説明を受けました。
また園地の視察に先立ち県庁を訪問。菅副知事と面会し「misho」の可能性や今後の展開について意見を交わしました。
フレデリック・ジョノーさん:
「mishoの食べ方として一番最高だと思っているレシピを伝えたいと思うんですけどどんなレシピかわかりますか?。最高なのはそのまま食べる」
愛媛県は今回の現地視察が河内晩柑の認知度のUPに繋がることを期待。フレデリックさんは今後もシェフやバイヤーとコラボレーションし、フレンチを通して愛媛の農産物や水産物の魅力を伝えたいと話しました。
フレデリック・ジョノーさん:
「新しいプロジェクトとして愛媛県の『misho』だけでなく、同じ形のボトルでイヨカンやポンカンなどたくさんの柑きつをシリーズにして、愛媛県のヒストリーを詰め込んで消費者に届けたい」
えひめ愛フード推進機構によりますと、昨年度の河内晩柑の輸出量は年間4.8トンで、今年度は8トンまで増やしたいとしています。
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