大阪市の市立保育所で、給食に「ビニール片」が混入していたことがわかりました。
大阪市によるときのう=26日、市内の保育所で給食を食べた児童が、口の中に異物があることに気づきました。
児童が異物を口から出し、職員が確認したところ、0.8センチ×2.8センチメートルほどのビニール片だったということです。
混入したのは「かおり和え」(鶏肉ともやしの和え物)に使用した、もやしの入っていたビニール製の袋とみられ、袋の2カ所がかけていて、もう1カ所の部分(2.5センチ×1.4センチ)が見つかっていないということです。
大阪市は、食材を取り出す際、袋をはさみで切るよう定めていますが、この手順に従わず、袋を手で破ったことが混入した原因だと説明しています。
これまでに異常を訴える児童はいないということで、市は今後の対応について、市立保育所に対して、ビニール製の袋から食材などを取り出す際は定められた手順を守るよう指導するとしています。