5月22日から26日にかけて、島根県益田市や松江市東出雲町で、クマと思われる動物やクマとみられる足跡の目撃情報が相次いでいて、県などが周辺の住民に注意を呼びかけています。
島根県によりますと、目撃情報があったのは、益田市の石見空港周辺の県道と隣接する県立万葉公園です。
石見空港周辺の県道では、22日夜に大人のクマのような動物1頭を目撃したと地元の住民から報告がありました。
また県立万葉公園では、23日朝に子どものクマのような動物1頭を目撃したとの報告もありました。
報告を受けた県が26日午後に現地を確認しましたがクマの痕跡は見当たらず、設置した監視カメラや檻を確認したものの、クマの姿はなかったということです。
県では、万葉公園の遊歩道を封鎖するなどの対応を取っています。
また松江市東出雲町では26日午前、田んぼにクマのものとみられる足跡が見つかっていて、周辺の住民に注意を呼びかけています。