今年3月、広島市南区比治山で公園の木を伐採中だったクレーン車が転倒した事故で、広島市は作業を行っていた広島市森林組合に対し3カ月間の競争入札の指名停止としました。
この事故は今年3月、広島市南区の比治山公園で広島市の発注で木の伐採作業を行っていた広島市森林組合がクレーン車を転倒させて、住宅を破損したほか、電線を切断し270世帯で停電を発生させるなどしたものです。
広島市は、クレーン車が運搬可能な重量以上の木を吊り上げたことでバランスを崩して事故が起き、安全管理が不適切であったなどとして、広島市森林組合に対し、きのうから8月25日までの3カ月間、市の競争入札の指名停止としました。
広島市森林組合は取材に対し、「弁護士を介して対応中で現時点でコメントはできない」としています。