大規模火災があった福島県いわき市の繁華街で、5月26日夜、消防などが火災の予防に向けて飲食店への立入検査を行った。
「市民の安全・安心のために、しっかり確認をお願いしたいと思います」
いわき市消防本部と警察では、5月31日まで市内の繁華街にある飲食店を対象に、火災予防の立ち入り検査を行っている。
2024年5月26日、いわき市平字田町の繁華街では13棟の建物を焼く大規模火災が発生し、この立ち入り検査は、再発防止に向けて火災から1年が経つことに合わせ行われた。
いわき平消防署の宗田雅裕副署長は「飲食店の皆様にそうですし、市民の皆様にも、安全で安心な町づくりに貢献していただけるように、普段から準備していただきたい」と話した。
点検ではコンロの回りに可燃物が置いていないかなどを調べ、6月上旬にいわき市消防本部が結果通知書を送り、必要に応じて改善を求める予定。